傷を見せたら高値で売れた!!!

カメラの傷をあえて見せたら
高値で売れた。

そんなことがありました。
私の過去の経験です。

ある日、いつものように仕入のため
ヤフオクをチェックしていると
とても気になるカメラを発見しました。

ライカという古いクラシックカメラなのですが
なんだか写真に違和感。
カメラの角あたりの色が少し違うんです。

出品ページを見てみると
補修してありますとのコメント。

一応気になっていたので
安かったら買おうと思いそのまま入札をして、
経過を見ていると、何とすんなりと落札。

価格は上がらず、結果的に
安くライカを仕入れる事が出来ました。

数日後手元に届いたカメラを見てみると
違和感のあった箇所は車の傷隠しに使う
タッチアップペンの様なもので補修をしていたようでした。

カメラの材質はクロームなのですが
その部分だけ灰色になっておりかなり浮いた感じに。

とりあえず、かなり安く仕入れられたので
そのまま補修ありという形で売っても良かったのですが、
どうもこの補修跡では高値にならないような気がしたので
塗られていた塗料を丁寧に落としていきました。

塗料を剥がしていくとその下には
何かで引っ掻いたような傷跡がくっきりと残っており
これを塗装して隠したということは明白でした。

改めてキレイに補修しても良かったのですが
自分としては補修されている状態よりも
傷もこのカメラの一部として認識して
買ってもらったほうが良いかなと思ったので
補修はせずにそのまま傷を見せて出品しました。

結果的に言うと、その判断は大正解。

仕入れ値が1.5万円だったカメラが
3.5万円ほどで落札され2万円近い
利益を得る事が出来ました。

落札者の方も

傷ついているけど
それもそのカメラの味ですよね〜。
時代を感じさせます!!

とご満悦の様子でした。

中古のカメラは下手に補修するよりも
時代を感じさせるような使用感も
価格を構成させる一つの要因なのだと
カメラせどりの奥深さを感じさせた取引でした。

もちろんキレイに補修した方がよいと
判断する事もあります。

ただ、あえて傷を見せる事で価値を高められる
というのが、カメラせどりの本質的な
ポテンシャルなのだと思います。

単純に右から左に流しても利益はだせますが
自分の判断で利益を作っていくということは
他の商材にはないカメラだけの魅力ですよね。

是非参考にして下さい。

今日も読んでいただき
ありがとうございました。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ